STAP細胞とは何だったのか今が考えるタイミングか
STAP細胞と、それを巡る喧騒は何だったのか。小保方氏が、そこそこ美人なリケジョだったことを差し引いたとき、それでもインパクトのある出来事だったのか。
答えはイエスだ。
STAP細胞は、実在したとしたら歴史を変える偉大な発見であることは間違いない。
それを捏造によって公表したことの衝撃は大きい。
一気に持ち上げて騒ぎたてて、その後国をあげてバッシングして、ずいぶんな仕打ちじゃないか、可哀想じゃないかと思っていた。
だが実際この人のやったことは研究倫理に余りに反する。世界的な実績のある研究者を巻き込んで、意図的な捏造を行った。
この際、どこまで意識的だったかは問題でなく、手法があまりに悪質であることが問題なのだ。
全く門外漢で、嫉妬心のカケラもない私からみてもそうだから、真面目に研究を続けてきた同業者たちの気持ちは推して知るべしだ。
バケモノの子を観てきた
細田守のバケモノの子を観てきた。
サマーウォーズがとてもよく出来ていて、最近時間が空いているので観てきた。一人で映画は初めてかもしれない。
この作品、何しろツカミがいい。いきなりビリビリくる感じだ。これ、作品作っている途中で思い付いて入れたら一気に全体が引き締まったパターンじゃないかと思う。
熊徹が闘うシーンでは、どんだけでも派手に出来た筈だが、とてもトーンを落としている。リアルファイトに近い感じだ。
全体的にカリスマ性や突出した存在感を抑えていて、興行成績だけ考えたら不利に決まっているんだけど、作品を打ち上げ花火みたいにしないで大切に扱っていることが伝わる。
映画館で観て、これDVDで観ても悪くないだろうな、と思ったのも初めてかも。
ナイス。
バトンを次へ渡すということ
自分が風前の灯火になったとき、誰かにバトンを渡さずにはいられないのか。
スマートにさりげなく、そんな場合もあるだろう。
中山康樹は、とても子どもっぽくバトンを渡した。つまり、お前なんか嫌いだと突如言い出すやり方で。
この夏に亡くなった人は誰にバトンを渡しただろう。誰も受け取れなかったバトンを拾うのはだれだろう。
自分は誰のバトンを受け取るのだろう。
唐突だが屋号を考えてみる
仮に自分がアパレル関係で起業するとして、屋号は何にしようか。
ターゲットが10代後半の男子なら、ウルフインザチーズにしよう。
20代前半の女子なら、ボンショコラガリにする。
何だか分かるようで、分からん。この辺りの塩梅を狙うとよい屋号になると思っている。
業種によるけどね。